人材、財務など企業経営には多くの壁があります。大企業であれば担当をつけることも可能ですが、中小企業となると、なかなか難しいことも…今回は、そんな中小企業を支援すべく立ち上がった団体、経営力向上TOKYOプロジェクトが製作した「経営力向上ハンドブック」をご紹介します。
「経営力向上ハンドブック」は様々な側面から中小企業をバックアップするために作成された冊子です。1冊は30から40ページ前後で、「人材・組織編」「危機管理・知財・CSR編」「マーケティング編」など全6冊構成となっています。
企業向けの冊子、となるとどうしても文字が多くなりがちです。加えて、経営やコンプライアンスに関わる、日常生活では目にしないような専門用語がズラリと並ぶとなると、読むのを躊躇してしまう事も…。
「経営力向上ハンドブック」では、冊子の一番最初にマンガを掲載、「なぜ診断が必要なのか」「何をしなければならないのか」といった事を分かりやすく説明しています。
また、その後の解説に関しても、1項目1ページと、分かりやすくまとめられています。
ちなみに冊子を作成した経営力向上TOKYOプロジェクトのページにも書かれていますが、このマンガは事務局のスタッフの方が作られたそうです。誰でも簡単に漫画作成できるコミPo! を活用するというのも、リソースの限られた中小企業の販売促進やPR活動にに有効ですね。
経営力向上ハンドブックは都内の商工会・商工会議所で配布されています。また、経営力向上TOKYOプロジェクトのホームページでpdf版も配布されています。